デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況について

はじめに
  デジタル技術を使って価値を創出するDXは、多くの医薬品販売店舗の経営や店舗リフォームを手掛ける業界が直面する喫緊の課題です。社内調整が難しい、どのように始めるべきか分からない、効率的なチーム作りがしたいといった悩みがあります。
  当社は医薬品販売店舗の経営や店舗リフォーム事業を通じて、次世代店舗の創造を目指しています。しかし業界は価値創出の発想や変革への理解、DX実現のためのシステム構築が不十分です。
  そこで当社もビジネスモデルを変革し、労働集約的なオペレーションを軽減するため医薬品販売店舗向けプロダクト開発を開始しました。

ビジネスモデル
  まず、医薬品販売店舗の課題を明確にし、デジタル技術を活用して解決策を見つけます。具体的には、プロジェクト管理や進捗管理、書類管理、業務実績の可視化などを一元管理することで、労働集約的な業務の負担を軽減します。各タスクに優先順位をつけ、効率的に進めていくことを目指します。
  さらに、自社で得た医薬品販売店舗の知見やノウハウを新しいSaaSシステムに取り入れ、他の医薬品販売店舗や労働集約的なプロセスが多い企業にも提供できるプロダクトを開発することを考えています。

経営ビジョン・経営戦略
  自社の業務プロセスを見直し、労働集約的なオペレーションを簡略化するために社内プロジェクトを立ち上げ、定期的に進捗会議を開催しています。しかし、リマインド漏れや優先順位付けの難しさ、複数プロジェクトの進捗把握が課題となっています。

  現在は医薬品販売店舗を中心に支援サービスを提供しており、経営理念として医療施設の発展や挑戦の土壌作りを目指しています。経営戦略としては、資金調達・人材・設備開発などの支援を行い、市場変化に対応して情報を共有し、自社と支援先の進化を促します。
  現時点でのプロダクト開発計画では、医薬品販売店舗の業務効率化や非対面接遇支援などで新型コロナウイルス等の感染リスクの低減や資格者の複数店舗管理を目指しています。さらに、デジタル技術を活用し、より効率的で持続可能な医薬品販売店舗の経営やリフォームを提案することで、クライアント企業の成功に貢献できるよう取り組んで参ります。
  当社の目指す医薬品販売店舗の未来は、デジタル技術を活用した効率的な経営と顧客サービスの向上です。DXにより医薬品販売店舗が柔軟に市場ニーズに対応し、顧客満足度を高めることができます。我々と共に、新たな医薬品販売店舗の未来を創り上げていきましょう。